【ネットスラング】チー牛の意味や元ネタ、由来について調べてみました
Guten Abend!! 時間泥棒です。
今回は最近SNSで流行している「チー牛」という単語の元ネタや由来について書いていきたいと思います。
チー牛ってなに?
チー牛というのは眼鏡をかけているオタクな青年を「すき家で三種のチーズ牛丼を頼むような顔」と一言で表すネットスラングのことを指します。
基本的には蔑称として用いられており、チー牛=眼鏡をかけている冴えないオタクといった意味で使われています。
チー牛の由来は?
こういう事なんスわ… pic.twitter.com/fffh9S3Tar
— いびりょ (@ibiryo_sun) 2019年10月22日
チー牛が流行するきっかけとなった画像はネットで活動する絵師「いびりょ」さんによって2008年に描かれたものです。この絵のモデルはなんと絵師本人。自虐的なジョークのつもりが思いがけずに流行してしまったようです。
昔の俺のカオが流行りの一つとかとか、
— いびりょ (@ibiryo_sun) 2020年6月16日
落ちぶれすぎだろ。
余談ですが絵師の方のこういう呟きを見ると気の毒に思えてきます。
チー牛について公式が認知している?
J-CASTニュースがすき家の運営元である「ゼンショーホールディングス」の広報室に取材したところによると「チー牛」というネットスラングとしての流行は認知しているようです。
担当者は 「『チー牛』という言葉については、広報室としては認知しております。(中略)また、17日からちょうど『チーズ牛カルビ丼』というメニューが登場するので、ぜひお召し上がりください」 と返答した。
ちゃっかり新商品の紹介をしてしまっている辺りは商魂逞しいですね。また意外と見逃しがちですが実は元ネタ画像の「三色チーズ牛丼」という商品は存在しません。
正式名称は「とろーり3種のチーズ牛丼」。
うっかり間違えないようにお気をつけください。
海外にもチー牛に近い言葉はある?
海外版チー牛こと“The Virgin Walk”を翻訳してみた。 pic.twitter.com/N8QXkeAgp3
— あいでん (@iden_8321) 2020年5月26日
海外でも同様のネットスラングはあるらしく”The Virgin Walk”(童貞歩き)や”Soy boy”(肉類ではなく豆類を食べる様な女々しい男性)といった女々しい男性に対するスラングは他国でも散見されます。驚きですね。みんな考えることは一緒なのでしょうか。
感想
私もチー牛って最初聞いた時は何のことだかわからなくて「何それ美味しそう」などとつい呑気に思ってしまいました。個人的には「男はこうあってはいけない」といった規範を押し付けられているようであまり好きな言葉ではありませんが、「こういう人いるよねー」といった感じでは盛り上がれそうですし、だからここまで広まったのだろうなと思います。蔑称として使う時は十分に気をつけて使ってくださいね。
それでは、Auf Wiedersehen !!